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佐々木 清行

今、日本はある種、幕末初期と似たような状況にあるのではないかと感じてる。

政治も経済も、今まで通用していた手法が通用しなくなり、混沌としている。
その状態を脱出しようとして、いくつかの改革が試みられるが、結局それらは全てうまくいかない。
人々の心は将来への不安でいっぱいとなり、だれも確固とした将来予測ができないという状況にある。

この状況、改善されるのは日本の社会構造が変革されることでしかなし得ないことが誰の目にも明らかなので、20年や30年は続くであろう事も、みんななんとなく分かっている。

こんな時、坂本龍馬のような英雄が現れるのだろう。
おそらく、最初は半ば世間に馬鹿にされながら。

一時的な人気取りではなく、今も昔も変わらない真理を説き、まさに実行できるものこそが、日本を救うのではないかと、ぼくは思っている。

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