「日本をもう一度江戸時代に戻そう!」出版記念講演会の第三部では、浅井と飛岡先生をパネリストに迎え、「私達が目指すべき“明日の日本の形”」について討論会が行なわれました(パネリスト:浅井隆、飛岡健)。
会場からの意見:
国民の幸せ度を見ると、北欧など小さな国の方が高い。大きい国ほど、管理が難しくなるのではないか。
浅井:
地方に魅力がなければ人は集まらない。財政の権限を与えて、独自の産業を興す、魅力を競争させないといけない。中央集権の考えではいけない。
官僚を失くすには地方に徴税権を渡す。金がなくなれば官僚は中央からいなくなる。世界に対して日本は何ができるか、明確なビジョンが必要。その案のひとつとして、循環型社会を世界に提案していくべきではないか。
浅井:
国や政府に任せるのではなく、個人や企業でどんどん発信していくべきだ。新しい形の企業、ソーシャルエンタープライズ(社会的企業)を作って、私達で勝手にどんどんやってしまおう。
地方活性化のアイデアとして、外国人を上手く活用するというのもひとつだ。例えば日本人は街づくりがあまり上手くない。イギリス人は世界に植民地を広げていただけあって、街づくりが上手いなど、各国の人で得手不得手がある。
また、何もないと地元の人が思っていても、外の人から見れば「何と豊かな自然なんだ」と思ったりするように、地元の人が気づかない価値を見出せることもある。
コメント
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