ご存知の通り江戸時代は鎖国を敷いていた。最近では、完全に国を閉ざしていたわけでなく、実情は「幕府による貿易制限だった」とも言われている。いずれにしても、現在の日本のように、外国から大量にモノを輸入していたわけではない。
つまり江戸時代は、国内にある資源だけで、すべてをまかなわないとならなかった。
中でも特に江戸の街は、巨大な人口を抱える一大消費都市。他所からモノを運ぼうにも、素早く大量輸送できる鉄道もなければトラックもない。そもそも日本国中の資源だって限られている。
そこで江戸っ子達が知恵を絞って編み出したのが「徹底的なリサイクル」だった。こいつは現代でも立派に通用する。というよりも、世界史上見回しても最高峰と言っていいくらいだ。
その特徴を大きくまとめると
・壊れたものは直して使う
・ゴミはない!?何でも資源に
・徹底的に使いまわす
といったところか。
というわけで、「江戸っ子のリサイクル術三箇条」を詳しく見ていこう。
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